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いつもブログでは、現場の写真をご紹介することが多いのですが、
今回は”大工さんの道具”をご紹介したいと思います。 まず第一弾は 『曲尺』 何と読むかお解かりでしょうか。 『さしがね』と読みます。 書き方は様々で、差金・指矩・矩尺などいろいろな表記があります。 木造建築においては、寸法を押えていく物として命となる大変大切な道具です。 その使い方は、長さを測るだけでなく、直線を引いたり、直角を描いたり、勾配を求めたりと 様々な用途があります。 実は、表と裏では目盛りの間隔が違うのです。 表目はみなさんもお使いの定規と同じ1/1の目盛りです。 裏目には、1×√2の目盛りが刻まれています。 そして、丸目と言うのもあり、1×3.14の目盛りが刻まれています。 おもしろいのは、『規矩術』という手法があり、隅木や屋根勾配、配付垂木の切り口など、 複雑な納まりもこの曲尺一本で仕口・継手の墨を付けていくものです。 昔から、『規矩準縄を正す』という言葉がありますが、 この規矩準縄とは、まさしく規矩術に由来するもので、 規…ぶん回し(コンパス) 矩…曲尺 準…水平器 縄…下げ振り 形は単純ですが、その理論はものすごく奥が深く、大工さんは大変優秀だなと感じさせられます。 さて、次回はどんな道具が登場するでしょうか。 乞うご期待。
by umedakoumuten
| 2013-02-14 22:16
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